平均足の計算式
平均足の計算式を知らなくても使うことはできます。
しかし、平均足を使いこなすとなれば計算式を理解しておくことが重要となるでしょう。
平均足の計算式を理解することで、
・平均足の特徴
・平均足が意味するコト
・平均足の仕組み
・平均足が表示してくれるコト
が見えてきます。
平均足を使った手法を考えているのであれば計算式を知っておくことは重要なポイントになります。
さて、平均足の計算式ですがこのようになります
始値=(一本前の平均足の始値+一本前の平均足の終値)÷2
高値=ローソク足の高値
安値=ローソク足の安値
終値=(ローソク足の始値+ローソク足の高値+ローソク足の安値+ローソク足の終値)÷4
計算式だけ見ると難しく思えてしまいますね。
平均足の計算式を見るうえでのポイントは、終値だと言えます。
その足を含めた、4本の足の平均値をとっているという点です。
ちなみに、平均足の見方はこのようになります。
上記は陽線のケースです。
尚、先ほどの画像だと安値が見えていましたが、その時の状況によっては安値(陽線の場合)が見えないことが多々あります。
基本的にはローソク足と見方は同じなのですが、終値や始値が意味するコトがローソク足と違います。
ローソク足の終値は、例えば1時間足であれば1時間が終わった時点での価格が終値になりますが、平均足の場合は過去4本の始値・終値・安値・高値の平均値をとった数値が終値になるという点です。
つまり、平均足の計算式でまず理解しておくべき点は、終値が過去4本の平均値を取っているという点です。
なぜ終値が重要なのかというと、平均足の場合、実体をどう見るか?がポイントになり、その実体は終値が大きくかかわってくるのです。
計算式は少し複雑に思えますが、平均足の手法を考えたり、平均足を利用したトレードをする場合は、平均足の終値が何を表しているのか?を理解しておくとよいでしょう。
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